恒例[店内怪しい会〜おたるワインで忘年かい?〜](2000/12/9)

毎度おなじみの「怪しい会」今回は特に怪しく?????
元”うら若き女性”が揃い おたるワイン5種類を味わいました

[最初はまじめに始まりました]

午後7時半を過ぎると 店内の一角に設けられたテーブルに店主が腕を振るった”怪しげなおつまみ”が姿を現す
徐々に人が集まり始め、会費\1,000ずつもらう 
メンバーも集まると(今回は時期が時期だけに女性のみの忘年会の様相を呈する)早速店主大張り切り!
ワインの説明を得意げに始める 一本目の”ケルナー完熟フリーラン”を注ぐや、グラスをくるりくるりと傾けて
「ここで、すぐにグラスの縁から落ちてゆかずに ちょっと残る位の方が水分とアルコール分の表面張力の違いが・・・・・・これを”足が長い”と専門的には表現し・・・・・・」 まだ しらふなのでウンチクに余念がない

本日のワインリスト お客様の声 カタログ評
ケルナー完熟フリーラン
(白/甘口)
上品な甘さがあり ジュースみたい 完熟した葡萄は軽くつぶされ、自然と流れ出たフリーラン果汁だけで醸造。まろやかな味わい
ミュラートゥルガウ完熟フリーラン

(白/甘口)
酸味と少しの苦みがあり、ワインらしい味だ 完熟した葡萄は軽くつぶされ、自然と流れ出たフリーラン果汁だけで醸造。バランスのとれた上品な味わい
ザラジェンジェ
(白/中口)
色も少しついていて綺麗! 樽香があるようだ 食べて飲むといいかもね!! マスカットのような芳香とまろやかな口当たりが心地よい味わい
ツヴァイゲルトレーベ50%
セイベル13053 50%
(赤/やや辛口)
この辺りになってくると皆なんだか良く判らなくなってきた。 渋みが少しあるネ!!  
ピノ・ノワール
(赤/辛口)
色が綺麗?!!  
今回のワイン会では輸入原料を一切使わない”おたるワイン”青柳氏提供のワインを使用させていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます

一通りワインの説明と、分析? を終えるとさらに得意げに料理の説明を始める

彩りでおいしさを演出 今回の怪しげなおつまみ
・マッシュポテト入り春巻き
・畑の恵み おいしいレタスとブロッコリー、パプリカサラダ ユズドレッシングがけ
・豪華に生ハムと森の卵のディップ
・あま〜い梨のスライス
・皿に黒く見えるのはゴマだれです


[店主暴挙に出る 鍋のダシに・・・・・・・・]

冬ですから鍋をセッティング しかしここからがワイン会らしく趣向を凝らし、某ソムリエの知恵を拝借した鍋のダシに皆さんの頭と舌を悩ます なかなか当たらず 汁だけを味わうとちょっと酸っぱい 具材の豆腐やネギ、白菜、大根はそれほど酸っぱくもない不思議な味わいに今日のワインリストがピッタリ 皆さんドンドン箸が進む  あまりの勢いに汗ばむ参加者も現れる程だ 「うちでも作ってみよう!」という参加者も続出 

※たれはゴマだれ、これは店主お得意 電動コーヒーミルを転用し、黒ごまを擂ったものがベースだ この方法だと大量のゴマだれが簡単に作れるのでとても便利


あっさりとして 食べ飽きないこの味は夏場もアリか?
謎の鍋、評判は上々


これは店主の意地悪で 鍋のダシは お徳用白ワインを鍋にドボドボと注ぎコンソメスープの素を溶かし込んだだけであった
ワイン一升にキューブのブイヨン4個くらいをぶち込んだだけである
アルコール分は ほとんど飛んでしまうとはいえ冬の寒さにはほっかほかの一品でしょう


[昔若かった女性たちは・・・・・]

・・・う〜ちのおとーさんなんか・・・・・なんよ〜・・・・う〜ん そうよねぇ〜・・・・・・・・・・ 種明かしの後は、アルコールのまわりと共に 皆、喋るわ食べるわ飲むわ(?)一段とボリウムアップ 忘年と言う名にふさわしく あっという間に時計の針が明日になりそうでした