11月ワインの集い 無事終わる!!(1999/11/20) 去る11月20日(土)定例?『秋のワイン会』が催された 場所は予算の都合上ナント!日宝町会館である 肩肘張らずに 参加できるのも帆苅商店主催ワイン会の特徴の一つである 和気藹々とした雰囲気の中 会は始まった。
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★Beaujolais・Nouveau1999 (ボジョレ・ヌーヴォー 1999年) 原産地 フランス ブルゴーニュ ボジョレー地区 ぶどう品種 ガメ タイプ ヌーボー(新酒)ライト 赤 ワインの新酒(ヌーヴォ)の産地として有名なボジョレー地区で造られる 軽くてフレッシュな味わいです。 ガメ種という葡萄は果実味に富み、軽くて酸味の優れたフルーティーな ワインとなり熟成が早めなので、若いうちに飲まれる 寸評 今年採れたぶどうのフレッシュさが良く出ていました 派手めな色 派手めな味で味の濃い料理に合いそうな雰囲気 食前〜食中に最適か? 通の方は12月入荷の船便が狙い目! |
白ワイン各種
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23年の眠りから 当日のもう一つの目玉はこの23年もののシャトーフィジャックだ わざわざ23年も寝かせておいた!と ![]() ともあれ現在同じものを入手するには数万円かかる逸品!なかなか気軽に飲めるワインではない コルクの栓にはカビがちらほら、すでに茶色がかったその液体が永い眠りから呼び覚まされる 一人あたりグラスに軽く一杯ずつしか行き渡らなかったため店主は 『アッ 一気に飲んではだめですよ ちびちび飲んでくださいよぉ〜』 といかにもみみっちい発言! 軽めの口当たりに一同物足りなさを隠しきれない が、二口、三口と飲み進み さらに他のワインと飲み比べてゆくうちに 参加者の表情にも変化が! じわりじわりと効いてくる余韻に納得した様子 23年も眠っていたのだから やはり手の中でグラスをくゆらせ 気長に飲むのが良いようだ これでワインの味を再認識した(ハマッた)参加者も多い |
★Chateau・figeac1976![]() (シャトー・フィジャック 1976年) 原産地 フランス ボルドー サンテミリオン地区 ぶどう品種 カベルネ・ ソーヴィニオン35% カベルネ・フラン35% メルロー 30% タイプ フルボディー 赤 |
寸評 控えめな味 ドガンと一発の旨みはない きめ細かく幾重にも層を成した味が、互 いに協調している感じ 飲み手に旨さを 押しつけてくることが無く あくまで緩や かで、知らない間に体中を包み込み、お だやかな余韻が残る 刺激が足りない方には15〜20年物か? 少な目のつまみでゆっくりと飲みたい酒 いろいろな意味でヌーヴォとは好対照 |
旨かったよぉ〜 樽を開けたり瓶に注いだり何かとセルフサービスが多い ものの ヌーヴォは飲み放題状態!その他にも国産白ワイン各種、恒例の怪しいおつまみもなかなかの味(大根煮が大好評) フィジャックでは年代ワインの貫禄も味わえ、なぜか後始末の手伝いもさせられたが、皆さん大満足で 少し北風の吹く中 日宝町会館を後にしたようだ
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